ベテル別館~エデンの東端

小説ブログ「私のベテル~ゆめのきざはし」の別館にようこそ。 ここには雑記や小ネタなどをつらつら書いていきます。
Posted by 神山 備

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第1167回「好きなおとぎ話は?」

いやぁ、今までそそるトラバテーマが出ても、佳境だと躊躇して書けなかったんですよねぇ。ここなら、そんなこと気にしないでいい。こういうことをしゃべるページなんですから。

こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当藤本です。
今日のテーマは「好きなおとぎ話は?」です。

好きなおとぎ話、私は「鶴の恩返し」です

あの切ない思いやりに小さい頃、胸を鷲づかみされたことを
覚えております。

地味におとぎ話ってせつなーい話が多いですよね。
明るいお話もありますが、
私はなんだか切ない話がとても好きです。

皆さんはどのおとぎ話が好�
第1167回「好きなおとぎ話は?」



私の好きなお話というか、たぶん一番読んだだろうおとぎ話は「アリババと40人の盗賊」

私が文字を読めるようになったのはたぶん3歳前。意味を認識していたかどうかは確かではありませんが、文字と音との合致はしていたようです。

まだ、そのころは4つ上の姉は幼稚園で、図書館なども付近になかったので、読む本と言えば親に買ってもらったこの本と、あと「マミイ」などの幼年雑誌が数冊だけ。

おそらく、読了回数は50回をゆうに超えるでしょう。もう、話の内容なんて全部覚えてるし、今でもあのアラビアンな挿絵までしっかり頭に残ってる。家族が音読すると、しっかりと続きのセリフを抑揚付けてそらで言ってましたからね。それが面白くて、姉も母も何度も私の前で読み聞かせするし。

それが、姉が小学校に入学して図書室の本を借りてこれるようになるまで続きました。そのうち複数冊借りられる本の必ず一冊は私のためだったりして……ねぇね、ホントにありがとう。

ちなみに、このお話の元になった「千夜一夜物語」は、高校生になってから読破しました。原典的には子供向けではない残酷描写など、R-15程度の物語ですから、中学校までは図書館にはありませんでしたので。


私の妄想体質の原点ともいえる作品かも知れません。
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あらすじ劇場リターンズ

帰ってきましたというのか、忘れてましたというのか、追加のあらすじ劇場の時間がやってまいりました。

「風に吹かれて」

主人公は渡瀬光一、横浜の小学校6年生。夏休みに広島のおばあちゃんちに一人旅をします。とは言え、新横浜から新幹線で広島までが一人なだけで、広島駅には迎えが来ているのですが。

光一はそこで長い髪をみつあみにした、小浜幸子という女の子に出会います。すごく物知りかと思えば時々意外なことを知らない幸子に光一は淡い恋心を抱くのですが……

実はこの幸子ちゃん、光一くんのお母さんの姉……幽霊なんです。光一くんのおばあちゃんは、幸子ちゃんを置いて再婚して光一くんのお母さん君子さんを産んだばかり。戦争がどんどんと激しくなる中、やっと君子さんを連れて動けるようになり、広島に帰る予定でした。

しかし、おばあちゃんが帰り着く前にあの、8月6日を迎え、幸子ちゃんと彼女の祖父母はその犠牲となったのでした。

やがて、戦争で二度目の夫も失ったおばあちゃんは、故郷の広島に戻って君子さんを育て、君子さんは結婚し、光一くんが生まれます。

50年の間、幸子ちゃんの時は止まったままでした。妹の息子に出会うことで、幸子ちゃんはやっと自分が死んでしまったことに気づいたのでした。そのとたん、幸子ちゃんは消えました。

しかし、精霊流しの夜、灯された明かりの中、再び幸子ちゃんが現れます。そして、『お母さんや妹が無事でいてくれたことを嬉しいと、これからも幸せでいてほしい』と言ってあるべきところに還るようにすっと消えていくところで話は終わります。

終戦50年の年に書いた作品。50回忌というのは、それ以上の年数では故人を覚えている人さえいなくなるので、その個人の年忌を終了する年数だと言われています。

だけど、一瞬にして失われた命は、そのことにさえ気づかぬまま彷徨っているのかも。それが50年経とうが100年経とうが……

私も「戦争を知らない子供たち」ではありますが、いろんな方々に聞きながら少しでも形に残したいと思い書きました。


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またか、あらすじ劇場

不定期でつらつらと書き進めてきました、『過去の恥』あらすじ劇場、今回で5回目です。実はポータルでは最終回を銘打っておりましたが、その後まだ完結した作品があったことを思い出しまして、これ……まだ続くんですよ、はい……

この作品は成人式直前くらいに書いていたもの。他の誰にも見せず、唯一(唯二?)姉と姉の当時の彼氏だけに見せたという作品でした。

「竹の花」

舞台は昭和50年台初めのの京都地方裁判所第3号法廷。短大生の実の娘を殺した母和子の
「私は娘を……美穂が生まれたときにすぐ殺せば良かったんです。そうしたらこんなことにはならなかった」
なんつー、衝撃的な第一声から始まります。

主人公の和子はおみやげ物の竹細工を扱う会社の社長の奥様。昭和32年春、和子は自宅で女の子を出産します。

しかし、幸せいっぱいだった和子を一気に奈落の底に落としたのは翌日の自宅の庭に咲きそろった「竹の花」でした。

竹は100~120年に一度しか花を咲かせません。そして、花が咲くということはその竹の寿命で枯れてしまうということから、竹に花が咲くと不吉なことが起こるとよく言われるようです。

それをベースに、『竹の花の咲く中、生まれた女のは男を食らう』という伝説を勝手に作ってしまいました。
最初は、そんなの迷信だと思っていた和子さんも、美穂ちゃんと仲良くなった男の子が次々と死んでいき、しまいには跡取りとして引き取った美穂ちゃんには義兄(たぶん孝志だったと思うけど覚えてません)まで不慮の事故で亡くなることで、和子さん、美穂ちゃんを生かしておいてはいけないと思ってしまって殺してしまう……なかなか思いこみの激しいお話です。

きれいな美穂ちゃんを手に入れようと寄ってくる男たち。その男たちをイヤだと思っただけで死に至らしめる美穂ちゃん(ということは義兄、義妹に迫ってます)。

ホラー大嫌いなはず、なんですが……これって、かなりホラー色強いですよね。だから、もう掘り下げて書きません。否、怖くて書けません。

姉の彼氏さんに『発想はいいけど、表現力が……』と言われた作品でした。

若気の至り作品集、没小ネタなどはありますが、ちゃんとプロットとして成立しているのはこれで終わりです。

全面的にリメイクして掘り下げるってことはたぶんないとは思いますが、部分的にはネタとして利用するかも知れません。(「赤い涙」みたくね)その時は、笑って放置してやってくださいませ。
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ある意味後悔した作品でした。

「転生(仮題)」

九州のとある山奥の村にその母子はやって来ます。実は母親は、その村の出身なのですが。

で、娘視点です。大好きな父親が死んで、母親の実家に帰ってきた主人公は、ごくごく普通の女の子。母親の親戚たちに笑顔で挨拶しますが、彼らは何故か彼女の名を聞くと驚きそして射るような視線を向けるのでした。

その日から彼女は同い年の本家の娘、加世子から執拗なイジメをうけるようになります。

娘の名前は登代子。九州とこの名前だけでピンときたあなたは、歴史通?
邪馬台国の卑弥呼の後を継いだ姪だっけか、弟子だっけが、「とよ」という名前なのです。

閉鎖的な卑弥呼の隠里の村という設定で、その村の全権を掌握する『おとよ様』は、戦前に『もう一度転生してくる』という言葉を残して17歳の時、結核で病死しています。

そして、生まれ変わり判定試験? なるもので登代子が生まれ変わりだということに……
全権を掌握した登代子に報復されるのではないかと本家筋は戦々恐々としますが、彼らに対して登代子は、
「私を苛めたのは、私の中に生まれ変わりの片鱗を感じたから。でなければよそ者との娘など、歯牙にもかけなかったでしょうから」
と言って一切を不問に付します。

しかし、登代子ちゃん、権力は手に入れるのですが、(とはいえ小さな村のですが)本当に手に入れたかった好きな人は、加世子ちゃんに取られてしまいます。そこで嫉妬に狂った登代子ちゃんは強引に彼に迫りますが、彼はなびかず、古文書のある倉でその話をしていて、すったもんだしている間に置いてあったろうそくが倒れて倉が炎上。彼は何とか助かるんですが、登代子ちゃん焼け死んじゃいます。

死ぬ間際、一生懸命転生を願う言葉を吐こうとしたんですが、吐ききれないまま死んでしまった登代子ちゃん。

それに、時代はもう『おとよ様』を必要としてないから、もう転生することはないだろうって……なんか後味がものすごく悪いエンディングでした。

なんかめちゃくちゃな設定ながら、これ奇跡的に完結させてます。その辺は努力賞あげたいくらい。
ただ、書き直しは絶対にできないくらい破綻した設定です。クリスチャンが転生ってのも何だか……

でも、私が当時一番悔やんでいたのはそこじゃなく、関西人なのに『何で、邪馬台国九州説』にしたかなぁ! でした。奈良にすりゃ良かったじゃん。そうすりゃ、気色悪い九州弁(知らないのに、主人公以外の主要キャラは挙って九州弁でしゃべらせなきゃならなかったんです)を書き続けずにすんだのに。

ちなみに、タイトルは仮で「転生」と付けたまま、他に題名が浮かばず放置されたため(仮題)となっております。
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あらすじ劇場その3

この頃、「バニシング・ポイント」が前半の山場を迎えていまして、その重みに(自分の体重?)耐えかねて、裏作業で「道の先には……」を書いていたたすくです。

まぁ、現実逃避は今に始まった事じゃございません。

昔も高三のしかも大学受験を控えていた頃が一番乗って執筆していたように思います。



「目のない鶴」

6歳まで一人っ子だった初音に弟陽二が生まれた。手のかかる小さな命に周囲は夢中で、自分のことなんかちっとも気にかけてくれなくなった。
『陽二なんかいなくなればいい!』
そう思った矢先、その弟の目が見えていない事がわかる。

自分が陽二を呪ったせいだ……そう思った初音は、弟の目のなることを決意する。

やがて5歳になった陽二は初音の折った折り鶴に興味を示す。初音は折り方を教えてやると、器用な陽二はちゃんと折り鶴を完成させた。一枚の紙が触れる立体になるのが面白く、陽二は初音に折り紙の本を読んで解説してもらい、どんどんと作品を作っていく。

やがて陽二は創作折り紙の世界に。手触りを重視した類い希なる感性で作られた立体的な造形に、誰もが陽二の目が不自由であるとは信じられないとため息を漏らすほどの作品を仕上げるようになった。

そして、彼の初めての個展の初日、陽二は初音に一羽の折り鶴を手渡して言った。
「ねえちゃん、僕の鶴には目がないんだよ」
と……
驚く初音に陽二は続けて、
「この鶴は何色?」
と聞く。紙は全て色別に箱に分けて、箱に点字で印を色名を記してあるはずだから、本当は分かっているはずだ。初音は本当は青色なのに、わざと灰色だと言ってみる。
「僕は青色だと思ってたよ」
「なんだ、やっぱりちゃんと分かってるんじゃないの」
そう言った初音に、陽二は
「でも、それはねえちゃんがいつも色別に仕分けしてくれているから分かることなんだよ」
と返した。そして、
「でも、もうこれからは自分のこと考えて。今なら色分けしてくれるボランティアも頼めばきてくれるよ。ねえちゃんが自由になって、僕は僕の目で見ないと。僕の鶴はいつまでも飛べないんだ」

初音には何年もつきあっている恋人がいたが、陽二のことが気にかかって恋人のプロポーズを受けられずにいた。それを知っての陽二の発言だった。

結婚式当日、初音は陽二お手製の折り紙で作られたブーケを手に夫と永遠の愛
を誓い合った。


ほのぼの姉弟愛。両親はどうしたの? ってツッコミはこの際なしで……







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