ベテル別館~エデンの東端

小説ブログ「私のベテル~ゆめのきざはし」の別館にようこそ。 ここには雑記や小ネタなどをつらつら書いていきます。
Posted by 神山 備

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ある意味後悔した作品でした。

「転生(仮題)」

九州のとある山奥の村にその母子はやって来ます。実は母親は、その村の出身なのですが。

で、娘視点です。大好きな父親が死んで、母親の実家に帰ってきた主人公は、ごくごく普通の女の子。母親の親戚たちに笑顔で挨拶しますが、彼らは何故か彼女の名を聞くと驚きそして射るような視線を向けるのでした。

その日から彼女は同い年の本家の娘、加世子から執拗なイジメをうけるようになります。

娘の名前は登代子。九州とこの名前だけでピンときたあなたは、歴史通?
邪馬台国の卑弥呼の後を継いだ姪だっけか、弟子だっけが、「とよ」という名前なのです。

閉鎖的な卑弥呼の隠里の村という設定で、その村の全権を掌握する『おとよ様』は、戦前に『もう一度転生してくる』という言葉を残して17歳の時、結核で病死しています。

そして、生まれ変わり判定試験? なるもので登代子が生まれ変わりだということに……
全権を掌握した登代子に報復されるのではないかと本家筋は戦々恐々としますが、彼らに対して登代子は、
「私を苛めたのは、私の中に生まれ変わりの片鱗を感じたから。でなければよそ者との娘など、歯牙にもかけなかったでしょうから」
と言って一切を不問に付します。

しかし、登代子ちゃん、権力は手に入れるのですが、(とはいえ小さな村のですが)本当に手に入れたかった好きな人は、加世子ちゃんに取られてしまいます。そこで嫉妬に狂った登代子ちゃんは強引に彼に迫りますが、彼はなびかず、古文書のある倉でその話をしていて、すったもんだしている間に置いてあったろうそくが倒れて倉が炎上。彼は何とか助かるんですが、登代子ちゃん焼け死んじゃいます。

死ぬ間際、一生懸命転生を願う言葉を吐こうとしたんですが、吐ききれないまま死んでしまった登代子ちゃん。

それに、時代はもう『おとよ様』を必要としてないから、もう転生することはないだろうって……なんか後味がものすごく悪いエンディングでした。

なんかめちゃくちゃな設定ながら、これ奇跡的に完結させてます。その辺は努力賞あげたいくらい。
ただ、書き直しは絶対にできないくらい破綻した設定です。クリスチャンが転生ってのも何だか……

でも、私が当時一番悔やんでいたのはそこじゃなく、関西人なのに『何で、邪馬台国九州説』にしたかなぁ! でした。奈良にすりゃ良かったじゃん。そうすりゃ、気色悪い九州弁(知らないのに、主人公以外の主要キャラは挙って九州弁でしゃべらせなきゃならなかったんです)を書き続けずにすんだのに。

ちなみに、タイトルは仮で「転生」と付けたまま、他に題名が浮かばず放置されたため(仮題)となっております。
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