ベテル別館~エデンの東端

小説ブログ「私のベテル~ゆめのきざはし」の別館にようこそ。 ここには雑記や小ネタなどをつらつら書いていきます。
Posted by 神山 備

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あらすじ劇場リターンズ

帰ってきましたというのか、忘れてましたというのか、追加のあらすじ劇場の時間がやってまいりました。

「風に吹かれて」

主人公は渡瀬光一、横浜の小学校6年生。夏休みに広島のおばあちゃんちに一人旅をします。とは言え、新横浜から新幹線で広島までが一人なだけで、広島駅には迎えが来ているのですが。

光一はそこで長い髪をみつあみにした、小浜幸子という女の子に出会います。すごく物知りかと思えば時々意外なことを知らない幸子に光一は淡い恋心を抱くのですが……

実はこの幸子ちゃん、光一くんのお母さんの姉……幽霊なんです。光一くんのおばあちゃんは、幸子ちゃんを置いて再婚して光一くんのお母さん君子さんを産んだばかり。戦争がどんどんと激しくなる中、やっと君子さんを連れて動けるようになり、広島に帰る予定でした。

しかし、おばあちゃんが帰り着く前にあの、8月6日を迎え、幸子ちゃんと彼女の祖父母はその犠牲となったのでした。

やがて、戦争で二度目の夫も失ったおばあちゃんは、故郷の広島に戻って君子さんを育て、君子さんは結婚し、光一くんが生まれます。

50年の間、幸子ちゃんの時は止まったままでした。妹の息子に出会うことで、幸子ちゃんはやっと自分が死んでしまったことに気づいたのでした。そのとたん、幸子ちゃんは消えました。

しかし、精霊流しの夜、灯された明かりの中、再び幸子ちゃんが現れます。そして、『お母さんや妹が無事でいてくれたことを嬉しいと、これからも幸せでいてほしい』と言ってあるべきところに還るようにすっと消えていくところで話は終わります。

終戦50年の年に書いた作品。50回忌というのは、それ以上の年数では故人を覚えている人さえいなくなるので、その個人の年忌を終了する年数だと言われています。

だけど、一瞬にして失われた命は、そのことにさえ気づかぬまま彷徨っているのかも。それが50年経とうが100年経とうが……

私も「戦争を知らない子供たち」ではありますが、いろんな方々に聞きながら少しでも形に残したいと思い書きました。


と、書いたんですがここで重大なミスを発見。戦後50年ではありません。戦後37年の間違いでした。

50回忌が年季明けと言い、それ以降の故人の法事から遺族が解放されるという事には間違いはないのですが、37回忌の年に書いてるんです(でないと、君子さんいくつで光一君を産んだんだって話になる)

37回忌なので36年目、君子さんは36歳でもうすぐ37歳になるところ。光一君が11歳なので、25歳で産んでいます。ああ、納得……
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